秋庭里香同盟

無事帰還しました！ いやはや大阪は恐ろしい所です。歩けば歩くほど僕を誘惑する店がずらりと並んでいて、財布のひもをガードするのに必死でした。 地図を頼りに日本橋のアニメイトに到着。噂には聞いていたのですが、物凄く女の人が多かったです。（噂：「最近のメイトは腐女子の巣窟」） もちろん目当ては電撃ｈｐとそれに付いてくるしおりなんですが、友人にごとＰ氏のイラスト集を頼まれてたのでそちらも探さなければなりません。というか、探すのを覚悟してたんですがアッサリ見つかりました。むしろ電撃ｈｐの方が探しました。なんて本屋だ。流石。 いそいそとレジに持って行き、しおりも無事ＧＥＴしました。５種類の中から選ぶはずだったんですが、店員さんが「こちらでよろしいですか？」と差し出したソレこそが、電撃ｈｐ表紙の里香でした。え？僕は「半月のしおりを」とか一言も言ってませんよ？流石、人を見抜く眼力もお持ちのようです。 とらのあなにも行きました。帰りの電車で暇なので小説をいくつか買う事に。「いぬかみ」と「ゴシック」の新刊、それに「推定少女」を購入。表紙がエロかったです。 とらのあなでは「終わりのクロニクル」のしおりが配布されました。ですが僕はオワクロは知らないので「別の種類ありませんか？」と聞きました。が、「ランダム配布です」と一蹴されました。ちきしょう。 とりあえず今現在、電撃に載っていた半月の短編「金色の思い出」を読了。 ……読んでる時に若干の違和感を感じました。「あれ？里香にしては冷たい？」「あれ？里香にしては諦観気味？」と思いました。ですがすぐに納得。伝説の人物になってるんで生きてても全然違和感無かったですよ多田さん。気付けば、まるでメルブラに弓塚が居るような、そんな感じで見てました。だって表紙が最近の里香なんだもん。 つまり違和感の正体は「今の里香」と「この頃の里香」の心境の大きな差です。そりゃあ今だって「駄目です」「ヘタレすぎます」って言いそうですけどｗ しかし、幸せなんてどこに転がってるか気付かないもんだという例え。亜希子さんがこの時「石ころに見えるかもしれないけど」って例えを話してます。で、そんな事何も言ってないのに「裕一の事ですか？」って。この頃から若干の意識はしてたんでしょうか？ 内容について詳しくは感想書きませんが、半月の為だけに、里香の為だけに買ったと言って過言では無い電撃ｈｐ。買って良かったと思います。 橋本紡氏のインタビューも載っていました。面白い話も聞けました。一番面白かったのは２５ｐの一番下です。５巻で、一応の完結をしているけど６巻をあえて出す理由について語っているところです。裕一と里香にとって病院が舞台なんじゃなくて、二人で暮らしていく日常こそが舞台だから、病院を去った後も……と言うお話でした。全くその通りだと思います。（というか６巻だけじゃ無くその先も書いて欲しいんですがｗ） この件をこう話していました。「シンデレラは王子様と結ばれてめでたしめでたし、という結論では現代では物語としての役割を果たしていない」と。 もちろんめでたしめでたしの後、子を産み老いて死んでいく、僕も自分が死ぬまでソレを見たいです。って話のはずなんですが。 それよりも 「どっちがシンデレラなのか判らんｗ」 と思いましたｗ 今回の電撃ｈｐでは新規イラストは３点。まず表紙の花束を持った里香。それにビノベ販促用？の例の外行き用の服の里香。それと「金色の思い出」の挿絵。全てカラーです。山本先生、本当にありがとうございます。金色の思い出もいいですけど、自分が見たいのは過去じゃ無く今から未来にかけての里香だったので、随分里香分は満たされました。 えと、帰ってきて、２ｃｈ本スレ見たら、萌えな流れになってました。夏目がちょっと好きになるネタでした。興味ある方はドウゾｗ なんだか報告する事が多過ぎて、いいたい事もバラバラの日記になっちゃいましたけど、また思い付いたら後日にそと時の日記に書き足します。「この話前やったやん」「何度も同じ事を…」と思われるかと思いますが、そこは華麗にスルーしてやって下さい。 では。 ハッピーエンドには里香の病気が無くともハッピーなりの悩みだって常に付きまといます。それらを一つずつ、無様でも乗り越えていって欲しい、そう願って、ビノベ＆６巻を楽しみに待っています。 ＞レス！ 書くこと書いてすっかりレスるの忘れてましたｗ ＞とうまさん こんにちは～。 金色の思い出は１巻の途中ですね。１度目の砲台山の「覚悟」の意味が変わる前なんで、個人的には少し切ないと言うか物足りない感じはしました。でも、これから、二人は一人一人じゃ無く二人の力でそれぞれの道を歩んでいくんだと、裕一と里香はこれから先幸せになれるんだと、少し安心して読めました。 例のしおり配布はどうやらアニメイトのみらしいです。僕の県にはアニメイトはありません。クソ。 しおりイラストは今回のポスターをそのまま小さくしたようなものです。そりゃああった方が良いに決まってますが、手に入らなくてもそうそう嘆くモノではありませんので安心して下さい☆