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アニメ版半分の月がのぼる空第1話レビュー

半分の月がおちる空(挨拶)

若葉病院の残党によるコロニー落としを阻止する為にソードインパルスガンダムで出撃する裕一。
キュベレイmkⅡで待ち構えていた里香。プロヴィデンスで援護する夏目。気が付けばファンネルやらドラグーンやらだらけでいっぱいいっぱいの裕一。……そんな話じゃありません。アニメ1話視聴完了!もう怖いモノなど無いっ!

というわけで、コミックのレビューもまだだと言うのにアニメのレビューやります。
それに当たって注意点がいくつか。
半月原作読んで、コミックのレビューもやって、何度も同じ話でレビュー出来るか謎ですが、「これコミックレビューのコピペやん」と怒らないで下さいね?
作画や展開について、あえて触れていない部分もあります。アニメ化としても、これがベストであると思っている訳ではありません。推して察して下さい。
急いで作ってる為、もしかしたら画像の貼り間違いを意図的に行ってるかもしれません。
一部(?)変態丸出しな部分がありますが、いつものことなので気にしないで下さい。

では。

第1話「最終回。里香とセーラー服と私」レビュー行きます!


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「この番組は、メディアワークスとポニーキャニオンの提供でお送りします」
アニメ弁のおそらく里香による声で提供読み。
というわけで、いよいよWOWOWからアニメ版の半月が始まりました。
まずはOPから見てみたいと思います。

どうやらOPは、アコギの音色が素敵な曲に合わせて裕一と里香のカットが交互やら一緒やらに出て来る模様。

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裕一のあと最初に出てくる里香がいきなり!!
初出演で速攻裸Yシャツとは、やってくれます。
ところでここどこなんでしょう。病院でもなく、まるでどこかのお屋敷のようです。
広い屋敷に里香と二人っきり。恋人同士でも良いし、御主人様とメイドでも良いし、お嬢様と執事でも……ってまて、最後のはそれじゃまるで、ハヤテか老免税店かゴシックかのようだ。

つか落ちつけ俺、まだ1カットじゃないか。

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もみ上げ太すぎw横顔キター!とか叫べないじゃ無いですかw
作画はいいはずなんですがw
でもアレですね。里香には1巻の頃のような物憂げな不安そうな表情はやっぱり似合わないですね。それでも可愛いですけど。
このままのノリだとアニメ本編が不安です。(これを書いてる時点ではアニメの中身も見てあるんですが)


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そんで、よくある闘病モノかのように。「あの葉が全て落ちる時が私の死ぬ時ね」みたいな落ち葉が。ってかこの台詞だけ見るとまるでギャグ漫画みたいですけどw
そんな不安をかきたてる葉が落ちるシーン。

かと思いきや………。落ち葉の先には……!

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生足が!!

この美しい足……日本のお父さんを騙すサスペンス番組の入浴シーンで実は男だったとかいうオチじゃありません。

画面はスクロールアップしていき、里香ということが判明しま……

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ってかさっきの裸Yシャツじゃないですか!!
思わず画面を下やら右やらから覗いてぱんつはいてないかどうか確認しようとした僕がいます。
ちなみにシュレディンガーの猫理論により、パンツが確認出来ない場合、「はいてない」と認定されます。


「ちょっとヴィクト里香!君ねぇ!」

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「どうして君はそんなに胸元を開けているのさ!もっと淑女としての嗜みをだね。な、何を言ってるんだい。僕は顔を赤くしてなんか無いよ。到って冷静そのものさ。じゃあなんで目を逸らしてるのかって?そ、それは……その……」

ってな具合に胸元が開いちゃってます!風通し良く揺れてます。里香のシャツの中を通った空気が……!抱きすくめて顔を埋めて匂いをいっぱい嗅いで怒られてそれでも嗅いで、諦めたように「……そんなに好きなの?」って言われたいです、はい。大好きです。


作画にはなるべく突っ込まないようにするつもりでしたが、ちょっと耐え切れなくなりました。

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いくらなんでも髪の毛多過ぎって!!w
髪留めが見えないと誰だか判らないYO!



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こういうのいいですねwwちょっとずつ寄り添っていくのがなんだか大好きです。ってかお互いの身体を預け合うのって温もりが伝わってきてものっそい、やらしい…じゃなくて、優しい気持ちになります。


なんとなく待ち受けサイズ。

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セーラー服です。エロイです。ってか夏服ですよ!
長袖で指の先だけ遠慮がちにだしてるのも良いですけど、温めたくなりますけど。
夏服の半袖もやはり似合いますね!手つないで夏休みの補習にでも出掛けたく……なるのかな?あれだ、プールだ!ワンピースの水着買って、一緒に泳ぎに行った”帰り”ということにしておこう!
ちょっと疲れた身体を休めるように電車で肩に頭を寄せて居眠りして……!?


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しかしOPの画像は総じてエロい。例えばこんな風に顔を逸らして距離があるように見えても………

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しっかりちゃっかり手を繋いでるし!!
身長差についてはツッコミ無しです。


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そして手を繋いだまま寝転がる二人。里香のお嬢様っぽい私服がなかなかいいです。上のフリルとスカートの柔らかく薄い感じが、抱きしめた時に里香の柔らかさをそのまま伝えてくれそうです。


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そんでそのお嬢様服で物憂げに一人座る里香。
ちょwwwwまwwwwスカート危ないってwwwww


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角度次第じゃえちゃうよ!!
ってか何を拡大してんだ俺w
「どこ見てるのよ!」
ってまた怒られるなぁ。


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そんでまたまた落ち葉の画像。今度は季節は変わって秋。落ち葉の絵は不安を誘うものじゃなくサービスカットの前フリ。もう騙されないぞ。


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計算通り!なんだか里香が寝てるっぽい。


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里香がパジャマ姿で寝てます!さっきの裕一と手を繋いで寝てたのと同じポーズで!
ってあれ………。ってことは……。
裕一いねぇ!!!!


で、何してるのかと思いきや、半分の月の下にいました。

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昨年、自由の名の元にテロ行為を繰り返してきた、悪の貴公子「キラ・ヤマト」が。

で、何してるのかと思ったら。

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手のひらから桜のはなびらを出す変な魔法を使ってました。DCSSでも見て影響されたんでしょうか。アイシアしか見てなかったんでしょう。若干間違えてますよ?


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そんなこんなで。「半分の月がのぼる空」スタートです。

おっと、タイトルの後のコレ忘れてました。
橋本紡ブランドと言えば猫です。ネコミミ里香じゃないですよ?

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猫になりてぇ!!!







いきなり夜を徘徊してる裕一。死徒退治をしてる訳でもなくただ遊んでるだけですが。

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遠野志貴と同じく朝までに帰ってバレないようにしないと死を見るのは同じ!

……裕一の中の人とアニメ月姫の志貴の中の人が同じだと言う噂は本当ですか…?


というわけで死に物狂いで病院に帰って来ました。ナースステーションもこっそりと背を屈めてクリア。

でもどんなに頑張っても亜希子さんに見つかるのは規定事項です。
志村、後ろ後ろ!
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「裕一ィ!」

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いきなりコント用品「スリッパ」を振りかぶってのご登場。
髪の毛がすんごいオレンジです。

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「違うんだ、ちょっとトイレに」

とか言ってますが右手に持ってる靴を持ってます。戎崎家ではトイレに行くのにスニーカーが必要なようです。


そんな訳で怒られモードの裕一。

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今にも泣きそうな顔をしています。誰か助けてやれよ。

誰も助けてくれないので自分で誤魔化すしかありません。笑顔で嘘をつきます、嘘のコツは真実を混ぜる事。

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「嫌だなぁ、ちょっと散歩してただけですよ」


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「ぁあん?!」


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「うげ」

ですがもちろん嘘だと判りきってる亜希子さんの逆鱗に!
表情が神作画気味です。


「消灯の後、すぐにいなくなったろ」
「そそそそんな事無いですよ、寝てました」
「……確かに寝てたわねぇ…」

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「アンタの……」

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「バッグが!」


「ちょっと良くなったからって勝手に出歩いてんじゃねぇよ!永久に退院出来ねぇようにしてやろうか?!」
って聞こえました。こっちまで頭がおかしくなりそうです。

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「滅っ!殺っ!」

みたいな感じですっかり怒られモードの裕一。亜希子さんがいい表情してます。
こんなにドキドキするのは里香の事を考えてる時ぐらいです。
はっ、もしかしてこれは恋(違

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「今度やったら裸踊りだ」「この病院には女の子もいるから恥ずかしいぞ~」
の脅迫。
なんだか凄い悪い人の顔になってますが。それじゃMの裕一の罰にならないよ!
とか思ったんですがまだ里香に会ってないので覚醒前ですね。


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そんな怒られっぱなしの裕一に救いの手が!


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ゴッドハンドジジィ!助けに来るのが遅いよ!


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多田爺さんがからまれてるうちに……


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こっそり逃げ出す裕一。
おまえいつまでスリッパ乗っけてんだよ!w
亜希子さんの顔ばっか載せましたが、起こられてる最中、終始、このスリッパで弄ばれてました。
亜希子さんは随分スリッパがお気に入りのようです。


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場面は変わって裕一の病室。
左から、スパイラルの主人公、イグナシオ・ダ・シルバ、スネオヘアーじゃありません。
裕一、つかきゅん、山西です。

………見た目で言ったんですが、知りませんでした。
http://gangan.square-enix.co.jp/spiral/lineup/
鳴海歩も中の人が鈴村なのかよwww


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というわけで、入院生活うんざりな裕一。一気に年老いたようにえくぼに皺まで。
ですが奥を御覧下さい。
里香初登場!!

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別シーンで拡大します。隊長、こんな非常識に髪の長い入院患者は里香を置いて他にはいません!


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そんな秋庭里香の事で「気になる~~ぅ?」と裕一をおちょくる亜希子さん。

「そんなんじゃないです。……でも東病棟にいるって事は、そんなに悪いんですか?」

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「まぁ、なんでもないよ」


この「なんでもない」発言ですが、正直なところ原作の「なんでもない」を上手に表現出来るか不安でした。小説のような、心理描写の解説が無かったらなかなか伝わり辛いのではないのかと思っていました。
ですが、亜希子さん役の方の少しトーンを落とした話し方で、そのあたりばっちりだったように思います。



それはともかく、夜になりました。
不良患者戎崎裕一は凝りもせず裸踊りを恐れもせず、この日も病院を抜け出そうとするんですが……。
病院を出る以前に自分の病室の扉が開きません。
そして扉の隙間からは亜希子さんの貼り付けたような笑顔が!

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「な、何やってるんですか?亜希子さん」
「見りゃー判んだろ?あんたが抜け出せないよう、塞いでんだよ」

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半月名物、「長椅子鍵」の登場です。


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「そんなぁっ!トイレ行きたくなったらどう………」


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「レッツ尿瓶☆」
「マジで?」
「マジで」

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「世露死苦!」



そんなわけで入院生活唯一の楽しみを奪われてしまった上に亜希子さんに何故か自分のイチモツのサイズを知られている裕一。

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やることがありません。

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ロビーで堂々とエロ雑誌読むこと位しかやる事がありません。何読んでんだよw

と思ったら表紙見せてくれました。

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「YOUNG電撃」

いつの間にメディアワークスは青年誌にまで手を伸ばしたんでしょうか?
はっ!

「この番組は、ポニーキャニオンとメディアワークスの提供で……」

里香よ、提携して世に出たというわけだな?!


話逸れましたが、裕一にとって忌々しいのは長椅子鍵です。今度抜け出したら裸踊りのはずが、抜け出すことすら出来なくなりました。

で、その長椅子鍵。撤去の交換条件として亜希子さんは「秋庭里香の話し相手になる」ことを指示します。

ですがそれがまた問題。
なにしろ亜希子さんは笑顔で………

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「あんたも芥川が好きだって伝えて置くからさ」

ちょ!それ!
何の嫌がらせですか?!www

当然そんな事を言われても困る裕一。
秋庭里香の表札のかかった413号室に来るも、やっぱり無理を感じて引き返そうとします。
が、
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突然何もない所で後ろに転倒する裕一!顔がヤバいです。ブラックアウト寸前のパイロットみたいです。
そんなわけでモロに病室のドアにタックル。
「誰?誰かいるの?」
誰もいないのにこの音ならポルターガイストです。
こうなっては裕一も、里香が喜ぶアイテムを土産に最高の笑顔で扉を開けるしかありません。


ガラガラー




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間違い。焼き芋じゃ里香は喜びません。

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「こ、こんちは」

不審者丸出しで乱入の裕一、これじゃ里香じゃなくても警戒します。

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シーツの引き寄せ方がやたらエロティックで思わずにやけてしまいそうです。

さて、やってきました、里香の初登場シーンです。ちょっと前のまめつぶはカウントしない方向で。

思えば、裕一の事は大好きかナメきってるかの二者択一の里香が、裕一に対して怯えていた(?)のはこの初登場の時のみ。
今の里香を知っていると新鮮でもあり、里香を知らないとよくいる病弱娘のように思えるシーン。

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そんな見せ場の一つなのに……。
何をそんなに残念がってるのかって?
並べてみれば判ります。

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今よりも少し幼い感じがする里香。この頃はアホ毛はありませんでした。もしかしたらラハール様のキューティクルと一緒でテンションのバロメーターかもしれません。
いやいや、幼いとか言いましたが、今の里香だって好きですよ??
僕は基本的にロリ貧乳好きなんですが、里香に限ってはこだわりはありません。
なんだか、少しずつ良い意味で歳をとって、いい女になってきてる里香を見るのが好きです。
でも中学生の里香もなつく前の子猫みたいな感じがして(ry

いやいや、話逸れちゃいましたが、なんせ、「魅せ場」です。
コミック版でも
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魅せてくれました。

でもまぁシーツたくし寄せがあったので充分満足と言えば満足です。
そして、答えから言うと、「この時は」里香の作画に不満がありました。


「あなた、谷崎さんが言ってた人……?」
「谷崎……亜希子さんのこと」
「あたし、それ読んだわ」

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空気は気にせず唐突に「それ読んだ」とか言い始める里香。
完全に自分の世界に入った里香は止まりません。

「赤と青と黄がメインヒロインでエロ姉さん担当の緑とロリ担当の紫がいてもちろん5人とも主人公のことが好き。赤は神様の娘で青は魔王様の娘で結婚しちゃえば権力使いたい放題。各ヒロインとは過去にもそれぞれ思い出があって、なんだかんだで神にも悪魔にも凡人にもなれる男としてハーレム状態を続けるの」



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「………いい、話よね」



いきなり何かの作品の内容をまくし立てられて意味の判らない裕一。
ですが亜希子さんから渡された資料を見て思い出します。

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そうです、このアニメの前に同じ時間帯でやってたアレの話です。

「あ。ああ。良いよね!空鍋の黒楓!」












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話を合わせたはずなのに、空気が凍りつきます。


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「あなたといいスタッフといい、ホントに原作やってるの?」

原作派とアニメ派の確執はそうとう根深いようです。
ってか、ごめんなさい、1ヶ月以上前に「幸せな楓も見てみたい」とか言って借りたくせにインストールすらしてません。エロゲってテキスト読むのが面倒そうで。あと提督の決断にはまっちゃってて。


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すっかりそっぽを向いちゃった里香。あ、でも可愛いw

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顔はそっぽ向いてますが結構表情豊かに裕一の反応を探ってます。表情色々見れるのはいいですねw

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裕一の側からだとあんまり判りませんが。この「相手に判らない範囲で実は感情や表情が激しく動いてる」ってのは里香っぽいかもしれません。だからツンデレとか言われるのか。


「あれっ?今こっち見た?」
「向いてません」

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危ない危ない。目が合ったら里香の負けです。

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「うっへぇ」
どうやったら機嫌が直るか判らない裕一。とにかく話し掛け続けて機嫌を直してもらうしかありません。

とりあえず接点がないので、伊勢の話なんかをして場を繋げます。

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おや、反応がw

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と思ったら、「この人頑張るなぁ」と上機嫌な里香。すっかり機嫌は直ってるみたいです。里香は他人が嫌いなんじゃなくてどう接したら判らない不器用な面があります。そのせいでなかなか人と打ち解ける事が出来ませんが、人と話す事が嫌いな訳ではないようです。そんなところもやはり可愛い。里香可愛いよ里香!……って落ち着け俺、レビューを引き継げ。


そんな訳で伊勢の話から放題山発言で里香に許しを貰った裕一。幸福の奴隷生活の始まりです。

やってきました伊勢市立図書館。

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ところで田舎育ちの僕は、図書館という物はブックオフ等以外では、シヴィライゼーションの中でしか見たことがありません。どこにあるんですか?図書館。高知にいた時は教会はやたら見たんですが。


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おつかいを終えて「これで里香に喜んでもらえる。御褒美にちゅーとかされちゃったりして!」などとすっかり考えが一護100%な裕一。
おまえが顔らめるところなんか視聴者は求めてないから!

という訳で帰って来ました。若葉病院の里香の部屋に。


ガラガラー



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間違えました。里香はラーメンなんか注文してません。

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ガラガラー
この時点では里香が嬉しがると予想している裕一。ですがそんなに甘くはないのが里香です。


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「遅かったじゃない!」

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「あ、しかもこれ『まほらば』」

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「こっちは絶対借りてこないでって言ったやつじゃない!あたしは『まぶらほ』が読みたいの!」
「似た名前のがいっぱいでわかんないよ!」
「それが、どうしたの?あたしの言う事なんでも聞くんじゃなかったの?」
「……判ったよ……。行ってくる」

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「早く行かないと図書館閉まっちゃうわよ!」

「ゲホゲホ」


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(あれ?風邪ひいた?)
悪いことしちゃった、と気付く里香。
これが後々、引っ張るとは思いもせず。


今度こそお使いを終えて里香に許しを貰い自室に帰る裕一。
そこに現れた多田の爺さん。若いもんはどんどんアタックせにゃ、と言って差し出した物は……。

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これをどう「アタック」に使ったら良いのかいまいち判りません。

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「すみません、洋モノじゃちょっと抜けません……」
こだわりのある男、裕一。ですが気持ちは判ります。


だったら誰だったらいいのかって?

今からその娘に会いに行くですよ。

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マテマテ裕一、隙間隙間!

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見事に蜜柑トラップにかかる裕一。これだから里香のお気に入りのおもちゃになるのかもしれません。

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それにしてもかなり大げさに転倒する裕一。この様子からすると、落ちてきたのは蜜柑に見せかけて実は鉄アレイの端のような鉄球をみかん色に塗ったモノかもしれません。里香ならやりかねません。

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不思議な力が働いて裕一の持って来た本が里香の顔面に当たります。痛そうです。裕一め、なんてことを。

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「なにすんのよ!」

あ、割と平気そうですねwとりあえず判った事は……。

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里香は両利き!

僕は左手でモノ投げられません。

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マシンガンスローが炸裂して御満悦の里香。以上。幸せな日常の一幕でした


そしてまたある日。今度は里香自らが裕一の病室に。

なんとなく待ち受けサイズ。
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里香の髪の毛は股下辺りまで伸びてる筈なのですが、アニメ版では若干短めです。
ですがだぼだぼのパジャマがいい感じで流石の着こなし(?)です。


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裕一を連れ出してやってきたのは手術室。密室で里香と二人でお医者さんゴッコです。

「手術室ってこんな風になってるんだね」
「やばいって、怒られるぞ」
「裕一、寝てみてよ」
「うえー?」

ただし、里香は患者役はやってくれません。


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「では、手術を始めます」
「ちょっと待て!何持ってるんだ?!」

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(ん?これ?裕一、見て分からないのかな。教えてあげなきゃ)

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「メスよ。ブラックジャック先生も神谷先生も武器として使ってた名高い逸品よ」

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「それでは、血の祭りを始めマース」

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「ギャー!」

~DEADEND~



バッドエンドルートにはなりませんでした。ですが一難去ってまた一難です。

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亜希子さん接近を察知した里香の、メスと髪を振り乱しての慌て様!
珍しいモノを見れました。
どうやら里香にとっても亜希子さんは逆らってはいけない人のようです。

急いで手術台の下に隠れた二人。7匹の子ヤギのようです。外で探してる戦場の狼に食べられないように注意しましょう。


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「裕一の顔って誰かに似てるような……」

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「あ、分かった……!」

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「キラきゅんに似てr」

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「俺の前で種の話題は禁止!」


そんなこんなで亜希子さんをやり過ごした二人。屋上での語らいです。

”父親との思い出の砲台山に行ければ、自分も覚悟出来るかもしれない”
のシーンの里香なんですが。
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なんだか違う意味の笑みに見えて仕方ないので今後ネタに使わせてもらいます。
ってかこのあたりの作画は問題が無いというかむしろ可愛いんですが。いったいこの作画の揺れは何故出て来るんでしょうか…。



その日も裕一は司きゅんのところに行ってました。コイツいつ寝てるんでしょう。

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帰ってきたら、亜希子さんに多田の爺さんが亡くなった事と大量のエロ本を譲られた事を告げられます。

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一人自室で、一冊ずつそのエロ本を読み耽る裕一。

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このシーンで
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やら
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やらを思い出してネタにしようと思ったのですが、並べて見ると全然迫力が違いますね……。ちくしょう。

多田爺は言ってました。「エロ本読んでアタックせにゃ」
その言葉を受けてか、エロ本を眺めて突然何かを思い立ったように顔を上げる裕一。



向かった先は……!


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里香の病室。里香の病室というか……

深夜の女の子の部屋です。




ガラガラー




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ぴしゃん

少し俯いたまま挨拶も無しに無表情で侵入してきた裕一は、扉だけは後ろ手でしっかり閉めます。


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(裕一の様子が、おかしい……)
これには流石の里香も怯えます。


おっと、虚勢虚勢!気持ちで負けたら負けだよ里香!

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「な、何よっ!」


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里香の必死の抵抗にも、まだ無表情に歩みを止めない裕一。

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どんどんずずいと近付いていきます。里香が頼り無さげにシーツを掴んで引き寄せます。こうでもしないと精神が保てないと言わんばかりに。

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「………あの……」
虚勢も保て無くなってきました。
僕の理性もそろそろ保てません。

自分は今から酷い目に合うんだろうかと、不安そうな瞳で裕一を見上げます。


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そんな里香を気にもかけず、その手が迫ります。

里香!

逃げて!!

犯される!!!


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「んっ!」

シーツを抱きすくめて肩を縮めて怯えつつも……。

なんでそこで目を瞑りますか!!


すみません。
一連の流れで不覚にも萌えてしまいました。
里香でレイプ妄想などした事が無いし反応しない僕ですが、このパターンだとまるで「出来たら痛くしないで!」みたいに思えてしまいます。


話を元に戻しましょう。すぐに脱線する……。スタッフの思うが侭に踊らされてる僕です。



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とりあえず、原作破綻させるアニメの時間帯なので不安でしたが、レイプじゃありませんでした。
里香も拍子抜けしたように安心します。

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「10年前はお父さんが連れて言ってくれたんだろ。今度は俺が連れていってやる」
「大丈夫なの?」
「大丈夫、守るから。俺が必ず守るから」
「……物凄く不安」

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「大丈夫なんだったらどうしてこんなにコソコソするの?」
「主人公だからって決戦に勝利出来ると限らないのが最近のアニメなんだよ」
「バカみたい、そんなの」


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もちろんコソコソしてても見つかります。年中無休24時間営業の看護婦に。

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「あんた達、何してんの?!コラ待て!」

患者が抜け出すのを黙って見過ごすとあっては責任問題です。
管理する者として、保護する者として、烈火の如く怒ります。


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「裕一ぃ!!」

………違うかもしれません。責任感なんかより獲物を見つけた悦びに満ち溢れているようです。


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ピンチに司きゅん登場。このマスクは……。

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部屋にありましたね。タイガーマスクじゃありませんでした。


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「ゼブラーマスク!」

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「誰?」
僕も聞きたいよ。
アニメ始まってやっと里香の顔が崩れました。

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しかしそれが誰であっても関係ありません。亜希子さんにとっては相手を倒す為に必要なのは名前でも顔でもないので。


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「ぬぉおりゃあ!滅!殺!」

そのまま後ろ回し上段蹴りに繋ぐかのような勢いで蹴りにかかります。陸奥延命流にとっては相手のがたいの大きさなどさほど問題ではありません。


しかし足止めには成功した模様。


「裕一!俺に構わず行け!」
「行くぞ!」
「うん!」

ちょっ!里香酷いよ、原作でもコミックでも心配してたのに!!

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怖いモンスターが足止めされてる間に逃げろ逃げろ。


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んでもって二人乗りです。免許持ってるかは未だに謎ですが、背中越しに里香の身体の感触をしっかりと楽しむ裕一。

「でも、もうちょっとボリュームが欲しいなぁ」



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「何よ!裕一のバカ!」

貧乳コンプレックスの里香の逆鱗にタッチ。二人乗りで走行中でもそのままバックドロップ。基本的に里香は後の事なんかあんまり考えないのは、屋上から落ちるかもとか考えずに感情のままに父親の形見を裕一に投げつけた前科からも見て取れます。前科と言うか、2話か3話で放送されるはずなんでこのあとですね。



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さて、いきなり真面目な話ですが、僕は半月を表現する一番の絵はコレだと思ってます。
手を繋いで。お互いを離さない様に。例え道が暗くても、二人なら。
ずっと一人で生きてきたなら、自分がいなくなるのも暗闇も怖くないかもしれない。
今は怖くなった。二人でいるようになってからは。
でもそれはきっと、弱くなったんじゃなくて、強くなったんだと僕は思います。

あー、あれです。判りやすい言い方すると、死を覚悟して放つ抜刀術より、火事場の馬鹿力で放つ「天翔龍閃」のほうが強いってことです。
ちょっと違いますが。


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「着いた♪着いた♪思い出の頂上♪」
「ええっ?!直接?!」
「偽頂上とか血が一杯出た足の怪我を気にしないあたしとか、全部カットよ。だってもう1話の時間無いんだもん」
「詰めこみ過ぎだよ」


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とりあえず高射砲の台座に上ってみる裕一と里香。こんな風になってるんだと初めて知りました。


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街を見下ろす里香。このあたりのシーンは作画がいいというか……、月明かりに照らされた里香がとても奇麗に見えます。
裕一も僕らと一緒で髪が風に揺らされた里香に見惚れます。

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「……奇麗だね……」
「あ、うん、そうだな」

ちょっと待った、裕一おまえ街とかほぼ見て無いやんw
でも「奇麗だ」って言葉に嘘はありません。


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「……裕一……。ありがとう」

貼り詰めていた気が抜けたように穏やかに、だけど本心から、礼を口にする里香。

「覚悟出来たわ」

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「死ぬ覚悟」
もう思い残す事は無い、そう言わんばかりに全てを手放したような里香。

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良かれと思って連れてきた裕一もビックリです。
僕らは展開知ってるんでアレですけど。


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「パパも、こんな気持ちだったのかな?パパもここで……」
ついに堪え切れず泣いてしまいそうな里香。全てを無くしてしまう覚悟が出来たと言ってもやはり一人の女の子。平気なはずがありません。

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唯一の拠り所に抱きつく里香。小さな身体を抱きすくめる裕一。
半月の歴史上、里香が最も不安になっている時期です。
自分にはもう何も無い、後は死を待つだけ。
そう覚悟した少女は感情が収まるまで泣き続けます。



「ねぇ、どうしてここまでしてくれたの?」
「親父が言ってたんだ、女の子は大切にしろって」

落ち着いた里香と裕一は、ぽつりぽつりと言葉を交わし始めます。
裕一による父親の身の上話です。

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「そっか。だからここまで連れて来てくれたんだ」

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「裕一も、パパがいないから連れて来てくれたんだね」
「同じだから同情してくれたんだね」
何故か残念そうに納得する里香。何度も自分に納得させるように、連れてきてもらった理由を繰り返します。
あぁ、父親の話なんか引き合いに出すから。男の照れ隠しはロクな結果を生まない事を覚えておきましょう。

幸いにも里香は口に出して言ってくれたので戎崎被疑者には弁明の機会が与えられます。

;">「違う!そんなの関係無いんだ!親父の事とか、どうでもよくて……!」

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「そうじゃなくて……俺は……」

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視聴者はおまえの赤くなった顔とか望んで無いから!

「……裕一…?」
「俺は……俺は……」


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「裕一!」

裕一ダウン!

何かを告白するときに倒れるのは半分の月がのぼる空の風物詩。
裕一は3巻で仕返しを食らうのですがまだ先の話。
しかし裕一は何故倒れたのか、里香には判りません。


「そういえば……」

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「初登場の時、あたしはあんなにごほごほ言ってたのに……」

そうですよ。アニメじゃ心臓病じゃ無いのかと思いました。

「あの時以来、咳してない」

そう。そればかりか、最初全く咳してなかった裕一が、図書館に二度目に行く時や屋上ではゴホゴホ言ってます。



「人に伝染すと治りが早いってホントだったんだね」


そんなこと言ってる場合ではありません。里香のせいで今一人の命の炎が尽きようとしているのです。

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「俺は……」

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多田爺さんだって死ぬ間際に遺言を残しました。託された裕一もその財産を誰に紡ぐか遺さなければいけません。



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「…………」

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やっぱり肝心な部分が聞こえないように出来てます。
しかしさっきまで落ちこんでたはずの里香がこの顔の赤らめ様。
原作よりよっぽどずかしい事を言われたんだと思います。

何はともあれ、あとは病院に帰って「覚えていない言葉」をこなすだけですね。

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って終了?!
覚えていない言葉は?!
死ぬ覚悟から生きる覚悟へのフラグ変更は?!

というか裕一の命は!?


で。ED。
EDは1枚のイラストをゆっくり交互に流す形式。
ちょっと順番に見てみましょう。


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いきなり背後から「あすなろ抱き」の里香!
こんなふうに抱きつかれたらもう理性がパンクしちゃいそうです。


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これは前にも紹介しましたね。ってかよく考えたらこのお嬢様服、OPでも着てますね。折角なんで今回の第1話のパジャマのようにおしゃれさせて欲しいんですが。


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屋上で夕日を見つめる二人。
里香は散々裕一をバカバカと言いますが、里香自身も高い所が大好きです。


なんとなく待ち受けサイズ
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スクロールシーンを繋げてみました。そこまでノースリーブ好きの二の腕フェチでは無いのですが、里香のせいで好きになりました。


なんとなく待ち受けサイズ
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半月界を震撼させたウェディングドレスです。半月本編はここまで書いて欲しいんですが、くそう。せめてビノベで季節に一冊くらい出して、ウェディングドレス編、見たいなぁ。



とまあ1話はこんな感じでした。
レビュー長かったせいで長く感じました。何故だ。

心配していた作画は、後半になればなるほど神作画でした。最後の方の里香は普通に奇麗だったと思います。

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このあたりとか、あとは夜の413号室ですね。シーツのたくし上げ方やら里香の怯え方やら声の震え方やら、かなり良かったです。何度も再生しました。何回も怯えさせてごめんよ里香。


実を言うと第2話もさっき見ました。すぐにレビュー書かないとアレなんですが、正直1話よりテンションダウンしそうです。
1話の量が大変だったのもありますが、作画もツッコミも少々微妙で(1話よりは)空気アニメ気味でした。折角の夏目センセの登場話なのに。

そんな訳で次回短くても「手抜き!」と言わないで下さいね?w

COMMENTS

1話、レビューお疲れ様です!いやー長いっすねぇ・・・・・楽しませてもらいました!!こうやって見てみると、色々と新鮮ですね~やはり何事もツッコミは大切なのだと分かりました。

はじめまして、1話レビューお疲れ様です。
エロ本に感化された祐一が里香の部屋へ→砲台山を指差すの場面では同じ妄想をしておりました。
確かに祐一が顔を赤らめるところなんて見てもしょうがないですね!

大仕事でしたね、お疲れ様ででした。
何回も吹き出してしまいました、ツッコミ所が多すぎるのでツッコミませんが、いろいろ持ってくるジャイアンがお気に入りです。

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