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半分の月がのぼる空 感想

一応最終巻も出たって事で、半月の感想でも簡単に書いておきます。 と言っても、全てを含めて短く纏めると、山本先生のあとがきと一致します。 3巻でひやひやしていたことも今となっては懐かしい思い出だったり……そして、たった一言で言うなら「幸せになって欲しい」この一言に尽きます。 まぁ結局のところ、そんなこんなも含めた「里香可愛いよ里香」なんですが。どう可愛いのかを詳しく言おうとしたら、またこの1年間で書いた事をもう一度書かないといけなくなるので割愛。 「半分の月がのぼる空」は、橋本先生も何度か言ってますけど……先が短かろうが長かろうがそんなもの関係なく大切なものを見失わないように大事にしていこう。ってことなんだろうと思います。 よく誤解されがちですよね。「短いから余生を大事に」だとか「早死にする」だとか「ツンデレ」だとか。あくまで里香の余命は予定であってそれ以上でも以下でもないし、そもそも「半分の月がのぼる空」において、いつ死ぬかを特定する事にあまり意味はありません。 何故なら里香は死にますか?の問いに、先生曰く「死にます。ですが僕らも同じく、いつか死にます」とのこと。つまり先が判らない、避けようの無い終わりが待っているのは、「里香も僕らも同じ」 でも「人生、大切に生きないと勿体無い」なんてそのまま伝えてもなかなか伝わらない。だから、里香を使って判りやすく例にしてるだけで……里香が僕らと「違って」早死にする、なら、逆にその説得力は薄まります。 大事なのは、その死期なんじゃなくて…… 「半分の月」は里香の死に様や生き様の物話なんじゃなくて…… 幸せになりたい、と強く願う心。 結果ではなく、過程。 未来じゃなく、未来を掴む今のベクトル。 これが、僕にとっての「半分の月がのぼる空」です。 だから「感動した」とか「泣いた」って言われても少し違和感を感じるのかもしれません。僕が思うに、半月は別段深い話じゃ無いし、特別でもなんでも無く、ただ当たり前の事を当たり前に、誰にでも当てはまるような話だと思っています。ただとても大切な事を改めて大切だ、と言っているだけですから。 同じ理論で「4巻が最高」という意見も良く判りません。5巻6巻へと続くスパイスと言う意味では重要なんだけど、5巻になって、6巻になって、つまらなくなった、蛇足になった、なんて意見は良く判りません。 里香の命でハラハラするより、里香と一緒に歩んで幸せな気持ちになってくれたらいいな、そう思います。 最後に 橋本先生 途中、里香の事が一番不安だった時、正直貴方を憎んでいました。ですが今では感謝してもし切れません。里香を幸せにしてくれてありがとうございます。こんなに「読んでいて良かった」と思わせてくれる作品は僕の生涯で半分の月だけでしょう。唯一に既に出会ってしまった事、寂しくはありません。運命の人と出会えたのに、他の女性と出会う必要など無いからです。 願わくば……機会があればちょこっとで良いですから、また里香に会わせて下さい。 山本先生 いろいろとご迷惑をかけました。イラストだけではなく人格まで丁寧で優しい人柄に本気で惚れ込んでいます。僕も自分でこれでもかと言うほどに里香が好きですが、先生も相当なものだと勝手に思っています。本編の気合の入ったイラストだけでは無く、様々なところでついつい悪ノリしたようなイラストからも、里香への、半月への愛が滲み出ています。本編だけで無く、ビノベや同人誌やhpなどで、たくさんの里香を見させてもらってありがとうございました。里香画集も楽しみにしています。 願わくば……機会があればちょこっとで良いですから、また里香に会わせて下さい。超肉名義で半月本を出されるなら絶対買いに行きます。

COMMENTS

いつに無く、真面目な文ですね(失礼)
ドラマ化の件は決まってしまったのでこれ以上話しません。画集については、このサイトに出会えたこと並に嬉しい(大げさ?)のでどんどん話します。
僕が一番すきなのはやっぱり一巻ですね。裕一の言葉(何かはわかりませんが)によって里香が生きようという覚悟をしたところ。あれから病院という中での里香と裕一の『当たり前だけど、2人には特別』な日々が続いていくのですから。それを考えると、裕一を里香に仕向けた亜希子さんは・・・・偉大だ~!!(犬井ヒロシ風に)
これほど読むのを、時に楽しみ、時に躊躇った作品は他にありません。普通はどんどん先が気になるのに、先が怖くなったり、読むと消えてなくなりそうな文があったりで・・・・。でも最後は『出会えて(主に里香にw)よかった』と思えたりして。
なんていうか、すごいよ。マジですごいよ。

つられて俺も感想を少々。いや、8巻はまだなんですが。
正直、里香も好きなんだけど夏目も同じくらい好きだったり。だから4巻は一番好きだなこんちきしょう。というか一番なんざ決められないくらい「半月」が好きなんですが。4巻は裕一(ヘタヲ)が好きな女のために強くなったところだし、夏目先生の言葉も忘れられんよ。里香がこれからを裕一と一緒に生きていこうってのを約束したのも4巻だったはずだし。
イラストで一番好きなのは8巻除いて言えば「ネコミミ里香」(ぁ
山本先生の里香への愛が無くてはああいった遊びは書けませんよね
最初は「なんだい、この著者は同じ土地出身じゃないか。イラストも肌に合うなあ」なんて気持ちで買い読み始め、いつの間にか半月のファンになり里香を愛し始めたり。それからは「半月のファンサイトどっかに無いかな!?」とか思いながら調べ、そして此処へ。まとめると、半月(主に里香が原動力)のおかげで師匠その他の人達(ひでぇ)と出会えたし、今はまだ未熟ではあるが絵を描くことにも真剣になれたしで、万歳万歳だったのだよ。里香に感謝だな。うへへへへ(何
長文御免。てか人の日記のコメントで感想書くなと。最後は一言でまとめよう。
里香可愛いよ里香!!!

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