秋庭里香同盟

典韋で伏兵を踏む日（挨拶） といってもあんまり毎日行ってる訳じゃないですけどね。ゲセン。なにしろ我が町にはもちろん、隣の隣の隣町まで行かないと無いもので…片道２０キロの道のりです。ドライブに行くのかゲーセンに行くのか分かりません。ゲセンは里香の事を”比較的”考えていない唯一の時間です。 そんな訳で今日も妄想のパンツ廃人です。 早起きしてしまった為に、里香はまだ寝てて膝元ですぅすぅ小さな寝息を立てています。鼻、小さいなぁ。つんつんしてみようかな。ほっぺたがあったかい…。あったかいのは全部だけど。くそ、可愛いなぁ。口唇だって…。この可愛い唇に、ホントににキスしたんだ…。 ［実況朝まで里香テレビ］ 「こちら脳内リポーターのアキコです！会場内は既に盛り上がっています！」 紳士党虚勢派代表、ジェントル戎崎 「駄目に決まってるだろ！寝込みを襲うなんて男として最低だ！」 純愛推進党党首＆本会議長、恋崎愛一 「何を言ってるんだ、俺達はもう恋人同士なんだぞ。何もしないほうがおかしい」 本能党獣派、サンマン 「一つ屋根の下で男と女がやることなんざ一つだろ！」 ストレス党性的フラストレ－ション派、自鎮斎 「そのとおり。これまでどれだけ耐え難きを耐えて来たと思っているのかね。ここでの奮起は国民の総意だ」 飼い犬党代表、奴隷裕一 「しか今いきなりは心の準備が……」 戎崎赤十字の会、無い朕・ゲイル 「それに里香の身体の事も考えてみろ。朝っぱらから激しい運動をしていいものか」 （本能）「コレだから童貞は。うまくヤルのが怖いんじゃないのか？」 （赤十字）「なんだと？！そもそも性欲処理なら右手で十分だろ！」 （純愛）「彼女は恋人だ！性欲処理の対象ではない！」 （紳士）「だったら今は女性を抱くムードでは無いだろう！さっさと夜明けの珈琲を準備したまえ！」 （犬）「それに今求められてるわけじゃないしなぁ」 （純愛）「そのような根性だから関係が進まないのだ。恋愛は待っては駄目だ！我々が立ち上がってこその進歩だ！彼女もそれを求めてる！」 （本能）「オッサン。いい歳して熱くなんなよ。素直にヤりたいって言っちまったほうがラクになれるぜ？」 （純愛）「我々は貴様とは違う！他の女でも満足できるような人間とは」 （紳士）「だったら今行動すべきではないのではないかね？」 （ストレス）「そうやって犠牲になってきのは我が国の国民である！」 （赤十字）「彼女が求めてきたときだけ優しく抱けばそれでいい。滅私奉公は人類愛だ」 （純愛）「そうやって彼女の方にばかり行動させるのがどれだけ彼女を不安にさせることになるのか判らないのか？！」 （犬）「つーかさ。性的潔癖症の里香をここで怒らせたらまた単行本一冊はご機嫌取りだぜ？」 （一同）「…………」 「今回の議題は延期。現状維持とする！」 何時の間にか裕一の話になってしまいました…。